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【貯金】信用金庫・信用組合って何ですか?意外と知らない銀行との違い

こんにちは、FPのラックです!

みなさんはお金をどこに預けていますか?

大半の方が銀行とお答えになるでしょう。

しかし、お金を預けられる場所は銀行だけではないんです!

街を歩いていると、信用金庫や信用組合と書かれた看板を目にしたことはないでしょうか?

銀行と言われるところより、店舗はこじんまりとしており、誰にでもオープンに営業されているようには見えない、知らない人には謎多き場所だったりします。

今回は、銀行とは別の預貯金取扱金融機関「信用金庫・信用組合」についてお話します。

そもそも、信用金庫・信用組合って何?

信用金庫とは

信用金庫は、地域の方々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、主な取引先は中小企業や個人です。利益第一主義ではなく、会員すなわち地域社会の利益が優先されます。さらに、営業地域は一定の地域に限定されており、お預かりした資金はその地域の発展に生かされている

一般社団法人 全国信用金庫協会

信用組合とは

「相互扶助」を理念とし、中小企業・小規模事業者等や地域、業域、職域の生活者がお互いに支え合い、夢をかなえるために、一人ひとりが預金しあい、必要な時に適切な審査のもとに融資することを使命とする「中小企業等協同組合法」に基づく協同組合組織の金融機関

一般社団法人 全国信用組合中央協会

信用金庫・信用組合ともに、助け合いの精神で運営されている、地域住民と事業者のための金融機関

お互い生活したり事業をしていると、不測の事態が起きることもあるので、何かあったときに地域のみんなで助け合いましょうということですね!

具体的にどう違う?

銀行と比べると根拠となる法律、口座開設に伴う資格、組織、業務範囲や設立の目的など

会員・組合員とは?

信用金庫・組合における会員・組合員とは、指定地域に在住・勤務している方や事業主の方で、出資金を払っている方。

会員・組合員になれば、預金商品の利率優遇や低金利ローンを組むことが出来る。

出資金って?

出資は最低5000円~1万円で出来る。

出資金を払えば、年利3~6%の配当がもらえる。

しかし、高額出資は断られることも...

規定上、出資額に上限はないが、相互扶助が理念のため現実的に最大でも10万円まで

100,000×3%~6%=3000~6000円

配当で資産運用は出来そうにないです。

結局、口座開設はだれでもできる?

指定地域に住んでいる方なら誰でも預金はできる。

ただし、高額なローン(融資)は会員になる必要がある。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「信用金庫・信用組合って意外と使える!」って思ったんじゃないでしょうか?

それはc、地域住民のための金融機関だからです。

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